内覧会(ないらんかい)とは何でしょうか?
一戸建てであってもマンションであっても新築住宅を購入しますと、その建物の完成直後に購入者による竣工検査が行われます。
この竣工検査のことを内覧会と呼ぶことが一般的です。住宅販売会社が、モデルハウスの公開やオープンハウスを行う際にも内覧会と称することがありますが、このサイトでいう内覧会とは別物です。
内覧会=竣工検査ということでご理解ください。
さて、内覧会ではなく竣工検査と聞くとその言葉から何を意味するものか想像しやすくなりますね。完成した建物の施工状況を検査する機会を内覧会というわけです。
施工上の不具合があれば、この内覧会の際に指摘して売主に補修して頂くわけです。
また、同時に契約通りに建築されたかどうかも確認する必要があります。契約通りとは、契約時の図面通りであるかどうかのチェックです。
内覧会で購入者が行うべきことは、
・施工上の不具合がないかの確認
・図面通りに建築されたかどうかの確認
の2点です。
内覧会の際には、これ以外にも家具等を配置する時の為に採寸を行ったり、設備器機の使用説明を聞いたりします。さらに、マンションの場合は管理面の説明や共用部分の説明などを聞くことになります。よく、オプションの販売を行っているケースもあります。
このように見てみると、内覧会はやるべきことが多く、案外忙しいものですね。しかも、内覧会の直後には、住宅ローンの決済・カギの引渡し、引越しなどもあり、これらの段取りをすることも考えると大変忙しい時期でもあります。
さらに、場合によっては、子供の学校の転校の手続きまで必要となることもあり、多忙を極めることになりますね。
だからといって、内覧会をおろそかにせず、しっかりした対策をとり、内覧会に臨みましょう。そのためにも、まずはこの「内覧会ノウハウ」のコーナーで内覧会の基礎知識を抑えておきましょう。