内覧会マニュアル-床(フローリング)のチェック

床の工法(直張りor2重床)によって、注意点が異なります。パンフレットで床の工法を確認してください。パンフレットに記載されていない場合は、担当者に確認しましょう。
フローリングは、主に、リビングダイニング、洋室、廊下で使用されています。

 

A=フローリング
B=緩衝材
C=モルタル
D=コンクリートスラブ
2重床は束でコンクリートスラブとフローリングの仕上げの間に空間を設けています。

直張りの場合、スリッパをはかずに素足(靴下可)でフローリングの上を歩く。傾き、浮き、凹みがないかチェックする。

 

2重床の場合は、床鳴りの可能性がよくありますので、その点に気を配りましょう。床鳴りも上記同様に歩くことが基本です。同じ箇所で数回鳴るようであれば補修してもらいましょう。

特に部屋の隅にフローリングの浮きや床鳴りが多いので重点的にチェックしましょう。

 

床の傾斜を調査する場合は、水平器(上の写真)を使用する方法もあります。ホームセンターなどで1,000円程度で購入できますし、使い方も簡単です。12畳程度のリビングで5~8ポイント程度の位置で方向をかえて計測しましょう。
よくレーザー水平器を使用して調査することをPRしているサイトがありますが、そのようなものがなくても調査可能です。あまりご不安になりすぎないようにしましょう。

洗面室やトイレでは、フローリングではな長尺シートが床に貼られています。床鳴りのほか、床の浮き・凹凸がないかチェックしましょう。ノリの塊などがあり凹凸になっていることがあります。

低い姿勢(なるべく水平に近い姿勢)でチェックします。すり足でもチェックできます。


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